地下鉄駅徒歩 9分!他社で断られた物件を新築基準にリノベーション

地下鉄駅徒歩 9分に、他社で断られた物件を新築基準にリノベーション

不規則な勤務時間と、出張の多いご夫婦の共働き。
限られた家族との時間を大切にするために、立地と家事動線にこだわった3LDK

お客様の譲れない価値と課題解決の取り組み

奥様はシフト制で夜勤もある大変なお仕事。
旦那様も月の半分は出張、札幌にいる時も依頼先のスケジュールに合わせなければならないという過酷なお仕事で、まだ小さいお子様の育児や家事はどうしても奥様にご負担がかかります。
旦那様もお休みはお子様につききりですが、どうしてもご家族一緒に過ごす時間は限られてしまいます。

今は時短勤務で夜勤はありませんが、それでもお子様と一緒に過ごす時間は決して長くありません。

勤務地沿線の地下鉄駅に近い物件を探していましたが、新築だと普通に5,000万円をこえてしまいます。

仕方なく中古住宅を探していましたが、そんな時にネットで見つけた広告物件は・・・

この物件はRENOたま!を主宰する「長期優良リノベーション協会」の会員企業で買いとった物件で、新築には解体費が高すぎて困難、リフォーム素材としては技術的に厳しい、ということで他社さんで買い手がつかなかったらしくお安く譲っていただきました。そこで市場価格より安くご提供できたのです。

施工概要

【  築年数  】 1975年新築(築後 49年) 旧耐震物件

【  床面積  】 既存 105.03㎡(31.77坪) →】施工後 124.54㎡(37.67坪)

【間取変更】

□ 増築あり

□ リビング拡張

□ 水廻り移設

施工後の住宅性能

【耐震性能】 1等級 構造評点 1.21

【断熱性能】 4等級 US値 0.46W/㎡・k

【気密性能】 C値 0.4 国が定めた基準値の 1/5

【傾き修正】 5.5㎜/1000㎜ → 1.11㎜/1000㎜

新築基準 3㎜/1000㎜以下の 、約 1/3

中古基準 6㎜/1000㎜以下の、約 1/5

外観

間取り

水廻りを一カ所にまとめて、家事の効率をとことん追求した動線。

エントランス

熱の逃げやすいアルミ製のドアから

寒冷地向けの断熱ドアに交換。

玄関

玄関ドアは温かみのある色合いのマキアートパイン柄。

玄関ホールにはシューズクロークとコート掛けを兼ねたオープンクローゼットを配置。

リビング

北向きで暗かったリビングに吹き抜けを設けて明かりを取り入れました。
窓の位置を高く設定することで、部屋の奥まで光が届きます。

窓の配置や福抜けの設置でこんなに明るくなります。

リビングのドアはさわやかなブルーグレーオーク。

リビング階段の隣には洗面ドレッサーをオープンに配置。

驚くほど明るくなる吹抜けの採光量。

わずか4畳分の吹抜けですが、窓の面積を増やし高い場所に設置することで天空光(スカイライト)を取り込むことができます。

結果として、北側のリビングでも十分に明るく、逆に真夏の直射日光は入らないため、室内が暑くなりすぎることもありません。

キッチン

壁付けキッチンから、カウンターキッチンに変更。
家事のしやすい動線に配慮しています。

一見普通のカウンターキッチンですが、

実はアイランドスタイルに配置されていて、

収納やボイラー室にモアクセスしやすく、家事の効率化が図れます。

レンジフードも、ワンタッチでパーツが外せてシンクでつけおきあらいのできるお掃除楽々タイプ。

ユニットバス

0.75坪から1坪サイズに拡張したユニットバス。
手足を伸ばしての入浴で、一日の疲れをゆっくりいやすことができます。

継ぎ目の少ないシステムユニットバスは、汚れがおちやすく、カビなどの発生を抑えられます。
水はけがよくすぐに乾く床もうれしいですね。
同じ理由でカウンターや棚、窓をつけないシンプルなプランが最近の流行です。

ユーティリティ

脱衣室を独立させて、どなたかの入浴中でも気兼ねなく使える
ドレッサー。

リビングドアと色を合わせたドレッサーはリビングから見えて気にならないおしゃれなデザイン。

水撥ねしづらい深型ボウルと、継ぎ目がなく拭き掃除の楽なドレーーサー。

ランドリーを兼ねた脱衣室には物干しをご用意。
外出時の室内干しに活躍します。

写真左手に見えるのは暖房用のラジエーター。
タオルをかけておけば、冬でもすぐに乾きます。

トイレ

20Lタンクのトイレを、手洗い付きの節水型トイレに交換。
従来の 1/4の水量できれいに洗えます。

主寝室

主寝室には大型のウオークインクインクローゼットを配置。

子供部屋

2室ある子供部屋には、それぞれオープンタイプのクローゼットをご用意しました。

どのお部屋にも、十分な光が入ります。

エクステリア

車庫はシャッターを塗装して再利用。

車の他にタイヤや備品を置けます。

傾斜を緩やかにするため、既存階段の上に木製階段を造作。

狭小地でお庭がないため、車庫上部を活用。
こう見えても、実は8畳ほどの広さがあります。

バーベキューやお布団を干したり、プランターを置いてガーデニングを楽しんだり、と多目的に使えます。